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新着情報
●第114回AIDS & Society研究会議フォーラム
 シリーズエイズとその課題2013第1回《HIV陽性者アンケート「Futures Japan」の目指すもの》

日時:7月17日(水)午後7時〜9時
場所:ねぎし内科診療所(地下鉄丸ノ内線四谷三丁目1番出口)
     東京都新宿区四谷三丁目9 光明堂ビル5階
     http://www1.odn.ne.jp/negishi-naika/basho.html
お話:井上洋士さん(Futures Japanプロジェクト代表、放送大学)
参加費:1000円
 申し込み不要、直接会場へおいでください。

 30年を超える時間の経過のなかで、エイズの「新しい課題」が生起しつづけています。「古くて、でも、なお新しい課題」も続いています。
 それらの課題には、さまざまな研究者がさまざまな研究事業において、取り組んでいます。
 今年度のAIDS & Society研究会議フォーラムでは、シリーズ「エイズとその課題2013」として、私たちが注目する課題(研究)を取り上げ、その研究担当者に問題提起していただき、みんなでその課題を共有する試みをしてみたいと思います。
 エイズ問題に取り組む人びとが、自身の課題や出自コミュニティの違いを超えて、お互いが取り組む活動を知り合い、包括的な対応への目配りを養う機会ともなれば幸いです。

 第114回 AIDS & Society研究会議フォーラムは「エイズとその課題2013」シリーズの第1回目となります。シリーズは今後、9月、11月、2014年2月にも開催を予定し、HIV検査、長期療養とエイジング、HIV感染と薬物依存などのテーマをとりあげるべく、準備を進めています。

 チラシは こちら




●平成25年度特定非営利活動法人AIDS & Society研究会議総会について

  特定非営利活動法人AIDS & Society研究会議の平成25年度総会を6月4日に開催します。

日時  平成25年6月4日(火)19:00〜20:00
場所  ねぎし内科診療所
     〒160-0004 東京都新宿区四谷三丁目9番地 光明堂ビル5階
議案 (1)平成24年度事業報告・収支報告
   (2)平成25年度事業計画案・予算案
   (3)その他




●『新エイズ予防指針と私たち』 7月15日発売

 公益財団法人エイズ予防財団編『新エイズ予防指針と私たち』(連合出版、1300円+税)が7月15日に発売されます。

 エイズの流行30年の世界的な節目の年だった2011年にほぼ1年をかけて検討が進められた改正エイズ予防指針を分かりやすく解説するとともに、同じく2011年に実施されたコミュニティアクション2011や2006年から5年間にわたるエイズ戦略研究の成果なども報告されています。

 エイズって最近あまり話題にならないし、よく分からないことが多くて・・・と近ごろお嘆きの貴兄に、そして医療や行政や支援のさまざまな現場でエイズ対策に取り組み、こういう情報がほしかったのよと思っていた方々にも、ぜひ一冊、お手元に置いていただきたく、ご連絡を差し上げます。

 書店向けチラシの連絡先を「エイズ予防財団」に変えたバージョンを出版社に作成してもらったので、あわせて掲載します。HIV/エイズ関連の研修テキストや各種会合の討議資料、世界エイズデー関連のキャンペーン素材としても最適。何冊かまとめてご購入をお考えの方はエイズ予防財団にご連絡ください。

 エイズ予防財団編ではありますが、AIDS & Society研究会議理事の永易至文氏、宮田一雄氏が編集執筆を担当し、長谷川博史氏も座談会に出席するなど、AIDS & Society研究会議のメンバーが大きく関与することで、はじめて出版が可能になった書籍でもあります。

 チラシは こちら




●平成24年度特定非営利活動法人AIDS & Society研究会議総会について

  特定非営利活動法人AIDS & Society研究会議の平成24年度総会を5月30日に開催します。


 日時:平成24年5月30日(水)19:00〜20:00
 場所:ねぎし内科診療所
     〒160-0004 東京都新宿区四谷三丁目9番地 光明堂ビル5階
 議案:(1)平成23年度事業報告・収支報告
     (2)平成24年度事業計画案・予算案
     (3)その他




●コミュニティアクション2011始動(2011.10.26)

 世界エイズデー(12月1日)を中心にしたコミュニティ主導のキャンペーン《コミュニティアクション2011(Community Action on AIDS 2011)》の公式サイトが開設されました。キャンペーン実施期間は一応、11月15日から12月31日までとなっていますが公式サイトが先行的に公開されたことで、「エイズとわたし つながるコミュニティ」をテーマにしたキャンペーンは実質的にもうスタートしています。
 http://www.ca-aids.jp/

 世界エイズデーに向けた国内啓発キャンペーンテーマは昨年から、HIV/エイズの現場の声を反映しうるプロセスを模索してきました。その結果、昨年のテーマは「続けよう」になったのですが、残念ながらテーマを決めた後の展開は十分とは言えませんでした。今年は何とかそこから一歩、踏み出そうというのが、コミュニティアクション2011のそもそもの出発点です。厚労省や自治体が中心になって進めるキャンペーンの今年のテーマは「エイズとわたし〜支えることと 防ぐこと」なので、コミュニティアクション2011のテーマとも一部、重なっています。重なるように工夫して「これだ!!」とひらめいた。そうした事情もあります。

 中身をひと言で説明すれば「全国のエイズイベント情報の集約と発信」ということで、公式サイトの「ごあいさつ」には次のように書かれています。

 《「HIV/エイズに対する社会的関心が低下した」「誰も興味を示さない」「情報が極端に減っている」…本当にそうでしょうか。12月1日の世界エイズデーとその前後の期間に予定されている全国各地の自発的な動きがつながっていけば、「エイズとわたし」の異なる姿もまた見えてきます》

 サイトではイベント情報だけでなく、「わたしのエイズ宣言」も広く募集しています。エイズの流行について、私はどう考えているのか。「あまり考えていない」という人ももちろんいます。それもまた「エイズ」と「わたし」の関係のあり方のひとつですね。あまり考えていなかったけれど、それはどうしてなんだろうと考える機会もまた出てくるかもしれません。あっちは行政で、こっちはNPOなどと線を引いて分けることのできない領域こそが実は、HIV/エイズ啓発キャンペーンの沃野というか、大海原というか、行く手に大きく広がる領域でもあります。AIDS&Society研究会議も呼びかけ人に加わりました。コミュニティ主導の新たな動きに皆さん、どうかご協力おねがいします。




●第106回エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)フォーラム
  外務省NGO研究会(MDGs)企画

  世界のエイズ対策:次の10年はどうなる?
  =「2011年国連総会エイズに関するハイレベル会合」報告会=


 日時:7月15日(金)午後6時半〜8時半
 場所:慶応大学三田キャンパス南校舎412番教室
     東京都港区三田2-15-45
     http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
     JR田町駅、都営地下鉄三田線・浅草線三田駅下車徒歩10分
     都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅下車徒歩10分
     ※構内は分かりにくいので事前にウェブを確認して下さい。
 入場:無料
 主催・共催:
     外務省NGO研究会(MDGs推進)企画
     (特活)アフリカ日本協議会
     (特活)エイズ&ソサエティ研究会議
 問い合わせ先:
     (特活)アフリカ日本協議会(担当:稲場・小川)
     電話:03-3834-6902 FAX:03-3834-6903
     電子メール:ajf.event@gmail.com
 参加申し込み:末尾の参加申込票に所定の事項をご記入の上、
     指定メールアドレスにお送り下さい。

 去る6月8〜10日、米国・ニューヨークの国連本部で、今後の世界のエイズ対策のあり方について討議する「2011年国連総会エイズに関するハイレベル会合」が開催されました。この会合で、「新規感染ゼロ、差別ゼロ、エイズ関連死ゼロ」の「3つのゼロ」を目指す、エイズ対策の新たな宣言が採択されました。

 この「ハイレベル会合」は、今から10年前の2001年、アフリカを始めとするエイズの世界的な緊急事態の中で開かれた「国連エイズ特別総会」から10年を刻印するものです。この10年、新規感染はある程度減少し、また、途上国でエイズ治療をうけている人の数は2〜30倍に増加するなど、多くの進歩がありました。一方、いまだに900万人がエイズ治療にアクセスできていません。

 「緊急事態」から「エイズの克服」へ:今回の「ハイレベル会合」の宣言は、エイズ対策のモードの転換を示しています。では、これから10年、世界はどのようにエイズ問題の克服に取り組んでいくのでしょうか。今回の会合に、市民社会から日本政府代表団顧問として参加した4名のNGOメンバーが報告します。

 <発言と進行>
     エイズ・ハイレベル会合の意義:稲場雅紀(アフリカ日本協議会)
     会合全体会とパネルの報告:狩野伊知郎(日本リザルツ)
     アジアの市民社会と治療アクセス:小川亜紀(アフリカ日本協議会)
     政治宣言の成果と課題:樽井正義(エイズ&ソサエティ研究会議)
       パネリストからの発表の後、ディスカッション、質疑応答があります。

★参加申込・問合せ票(ajf.event@gmail.comまで)

・お名前
・ご所属(あれば)
・ご連絡先(メールアドレス)
・ご連絡先(その他あれば)
・趣旨(1.参加する 2.参加しない)
・今後、同趣旨の案内送付を(1.希望する 2.希望しない)
・その他コメントがありましたらお書きください。
  ありがとうございました。




●第105回AIDS&Society研究会議フォーラム
  「世界の薬物対策のいま 第54回国連麻薬委員会報告」

 日時:5月26日(木)午後6時半〜8時
 場所:ねぎし内科診療所
     東京都新宿区四谷三丁目9 光明堂ビル5階
     http://www1.odn.ne.jp/negishi-naika/basho.html
 講師:樽井正義・慶應義塾大学文学部教授(倫理学)
 会費:1000円(資料代)
 問い合わせ先:jasa@asajp.net

 薬物使用はエイズの流行の大きな拡大要因であり、国連合同エイズ計画(UNAIDS)などの報告によると、薬物注射の使用がエイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の最大の感染経路とされる国も少なくありません。

 一方で、薬物を使用する人たちの間ではHIVに感染しても、エイズを発症し極めて深刻な病状に至るまで感染の確認ができないケースが多くみられます。厳罰化を基本とする薬物政策により、検査や治療、あるいは感染予防に必要なサービスを受ける機会から実質的に遠ざけられていることが、その背景としてしばしば指摘されてきました。

 今年は米国のニクソン政権が「麻薬戦争(War on Drug)」を宣言してから40年になります。ベトナム戦争下の米国で、薬物使用の拡大傾向を抑えることを目指す宣言でしたが、その後の40年間は厳罰化を軸とした戦争モデルの対策が期待された効果をあげてこなかったことを示しています。

 その苦い現実を踏まえ、オバマ政権発足以降の米国では現在、薬物政策の転換がはかられ、それに伴って世界の薬物政策の動向にも大きな変化が現れています。また、昨年7月にウィーンで開かれた第18回国際エイズ会議では「違法薬物使用者を犯罪者とみなすことはHIV感染の流行に拍車をかけ、公衆衛生の観点からも社会的にも大きな問題をもたらす」として薬物政策転換の必要性を訴えるウィーン宣言が採択されています。

 効果的な薬物政策とはどんなものなのか。それはHIV/エイズ政策とどのようなかかわりを有しているのか。今年3月にウィーンで開かれた第54回国連麻薬委員会(Commission on Narcotic Drugs)に参加した樽井正義教授の報告をもとに世界の動向と日本の対応について考えていきます。




●総会のお知らせ

 日時:2011年6月15日(水)午後7時〜8時
 場所:ねぎし内科診療所(東京都新宿区四谷三丁目9番地 光明堂ビル5階)
 議案:(1)2010年度事業報告・収支報告
     (2)2011年度事業計画案・予算案
     (3)その他




●2011年度第1次補正予算に関する声明

 第1次補正予算案の閣議決定で世界エイズ・結核・マラリア基金(世界基金)に対する日本の拠出金158億円が全額削減され、補正財源の一部に当てられることが決まりました。この決定の再考を求める声明「震災復興と世界の感染症対策の両立を」が特定非営利活動法人アフリカ日本協議会、特定非営利活動法人AIDS & Society研究会議の連名で発表されています。HATプロジェクトに声明要旨と全文を掲載しました。
 http://asajp.at.webry.info/201104/article_5.html




●第104回エイズ&ソサエティ研究会議フォーラム「釜山ICAAPに向けて」

 日時:2月17日午後6時半〜8時
 場所:ねぎし内科診療所
 報告:樽井正義・慶應義塾大学教授
 コメント:日韓HIV/AIDSワークショップ参加者
 参加費:1000円(資料代)
 お問い合わせ先:info@asajp.jp

 韓国の釜山ではこの夏、第10回アジア太平洋地域エイズ国際会議(ICAAP10)が開かれます。東アジアでは2005年7月の第7回神戸会議以来6年ぶりのICAAPであり、韓国のHIV/エイズ対策が日本と共通する課題を数多く抱えていることを考えると、釜山会議の会期である8月26〜30日は、わが国のHIV/エイズ政策の観点からも重要な5日間といわなければなりません。

 韓国のHIV/エイズの流行は、低流行期ないしは局限流行期の入口といった状態の中でゆるやかに拡大基調が続き、報告ベースでみると最近2、3年は横ばい、もしくは頭打ちとなっています。この状態が今後、減少に転じるのか、それとも拡大傾向に戻るのか、踊り場にある印象です。このことは逆に、予防と支援を両輪とした対策が最も有効に機能する時期にあるということもできます。

 一方で、流行が比較的低いレベルに抑えられてきたことに加え、男性と性行為をする男性(MSM)が感染報告の多数を占めていることもあって、HIV/エイズ対策への社会の関心や政策の優先順位は必ずしも高くはありません。韓国社会の経済力を考えると、現場でエイズ対策に取り組むNPOに対する国際的な資金援助はあまり期待できず、釜山ICAAPに対する政府や企業の支援も十分とはいえないことから、地元組織委は準備段階で苦境に追い込まれている印象です。この点も、神戸ICAAPの経験と共通した試練というべきでしょう。

 ソウルでは昨年12月、釜山ICAAPの地元組織委関係者、コミュニティメンバーと神戸ICAAPに参画した日本のNPOメンバーによる日韓HIV/AIDSワークショップが開かれています。フォーラムでは神戸ICAAPの事務局次長だった樽井正義氏がワークショップに関する基調報告を行うとともに、日本にとって釜山ICAAPが持つ意味などを議論します。




【お知らせとお願い】
 新着情報は当分の間、TOP-HATフォーラムの新サイトでご覧ください。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
 http://www.tophat.jp/


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